大保太郎 いくら
大保太郎です!寿司で一番好きなネタはいくら!
ハウマッチ!です
お寿司屋さんで大人気のいくら。また、百貨店の北海道展などでいくら丼を見たりするとテンションが上がりますよね。このいくら、鮭の卵であることは皆さんご存じのことと思います。ちなみに、卵巣に入ったままの状態のものがすじこ、卵一粒一粒にバラバラにしたものがいくらです。
ところで、大人気のいくらですが、一時期天然物が少なかったため、人工いくらが出回ったことがありました(正確には「人造いくら」というそうですが、何となく人工の方がしっくり来るのでここでは人工いくらと記します)。 この人工いくら、最初に作ったのは富山県魚津市の日本カーバイド工業という会社なのだそうです。
ところで、この人工いくらを見分ける方法をご存じですか?
よく、皮が固いのが人工いくらだという人もいますが、それは間違いのようです。
見分ける方法はとりあえず2つ。 1つ目の方法は目玉の部分に注目すること。人工いくらの目玉は、植物性の油ににんじんの色素で色をつけたものなのだそうです。一方でホンモノのいくらは脂肪成分がタンパク質から遊離して集まったものなので、人工のものほどくっきりとした輪郭がないのだそうです。
2つ目の見分け方は水に落としてみること。人工いくらは、ホンモノのいくらのように白くならず、30分ほどすると水面に浮かんでくるのだそうです。
なお、人工いくらですが、ロシア産のいくらの価格が暴落したため、以前ほど広くは流通していないとのことです。皆さんのテーブルにあるいくらは、ホンモノでしたか?
私は違いのわかる男です。
本物と偽物がわかりません。美味しければいいか。
大保太郎がお送りしました!